これは試験があったら絶対出るであろう単語!
「親会社」、韓国語で何というでしょう?
「子会社」は? そう、「자회사(子会社)」
では、「親会社」は?・・・・・じゃあ「친회사??」
いいえ、これは「모회사(母会社)」です。へええ~~。
その他、会社関係を表す単語はいろいろあります。
「取引先」は前回の第8号で勉強しました。「거래처」です。
他にも、「주주(株主)」「관계사(関係社)」、「계열사(系列社)」などの表現を用いて、
会社関係を表します。
「관계사(関係社)」は日本語だったら「関連会社」、
「계열사(系列社)」は「系列会社」となるでしょう。
面白いのはこの2つの単語が持つ「曖昧さ」かつ「便利さ」も一緒ということ。
商談中の会社、共同でビジネスを展開しようとしている、単に社長さんが友人同士
などなど、まぁとにかく少しでも関わりがあると使える便利な単語が「관계사(関係社)」
といえるでしょう。
○○사는 저희 관계사입니다.(○○社は私共の関連会社です)
・・・ともっともらしく言われると、
「어떤 관계죠?(どんな関係ですか?)」と突っ込みたくなりつつも、
「そうですか」となってしまう(経験談・笑)。
そして、「계열사(系列社)」も便利。
息子が就職。とても小さな会社だけれど、親戚に見栄を張りたい韓国のお母さん。
そんなとき、
우리 아들은 삼성 계열사에 취직했어요.
(うちの息子はサムスンの系列会社に就職したわ)
これは日本も一緒、財閥の名前をだして〇〇系列といえば、なんとなく箔がつきます
ね。
そんな風に、便利に使ってくださいませ。
冒頭で触れたペ・ヨンジュンさんの来日。
NHK総合での放映が始まった「冬のソナタ」。遅ればせながらドラマを観はじめました。
まだ第一回。これから深まっていく話の展開にとても期待しています。
たわいのないことですが、高校生を演じ、トレードマークの眼鏡をはずした
ペ・ヨンジュンさんの素顔を見て、「そうか~、だからペ・ヨンジュンさんは眼鏡を
掛けているのか」と思ってしまったりして。
さておき、「手に職つけたい」一心で韓国留学を決意したとき、
「韓国語をメジャーにしたい」一心で独立を決意したとき、
こんな空前の「韓国語ブーム」が訪れるとは思いませんでした。
私が韓国語の勉強を始めたのは1995年でしたが、そのころは韓国語を勉強している
と言うと必ずといっていいほど誰もが「どうして・・・?」と怪訝な顔をしたものです。
日本語ととても似ている韓国語の魅力にとりつかれ、韓国語教室での先生や
生徒さんたちとのやり取りが楽しくて、どんどん違う文化を理解していく過程が楽しくて
勉強しているのに、先進国以外の言葉を勉強していると、必ず「特別な理由」を求め
られることに少しうんざりしていました。
けれど今では「韓国語を勉強している」と言ったら、「草なぎ君の韓国語、凄いね~」
「うちの母が’冬のソナタ’にはまっててさ~」となるのではないでしょうか。
本当に良い時代がやってきました・・・(しみじみ)。
「韓国語をメジャーにしたい」と言いつつも、草なぎ君の影響力や「冬のソナタ」の
ドラマ仕立て、そしてそれを日本に広めた方々の努力には到底及びません。
けれど、ヨーロッパ諸国のように、「隣の国の言葉が自然に分かる」という言語を
日本人も持てるということを、 1人でも多くの人に分かって欲しい。
そのために、非力ながらも韓国語を日本に広める活動をしていきたいと思っています。
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- <コンテンツ提供:アイケーブリッジ外語学院>
「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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