暖冬だったと思えば、この春は寒い日が続いて、風邪を引いたり、体調を崩されたり
した方がいらっしゃるのではないでしょうか?
早速ですが、「風邪を引く」の韓国語は、
「감기에 걸리다」 (カムギエ コrリダ/風邪を引く)
ですね。日本語だと「風邪を~」となるので、助詞「를」を使いたくなるのですが、
助詞「에」を使うというのがポイント!です。直訳すると、「風邪に掛かる」なのですね。
「에」は、省略することもできます。
A: 어제 왜 안 왔어요?
B: 감기(에) 걸려서 집에서 누어 있었어요.
※눕다(横になる): 「ㅂ不規則」で、누어 있다となります
A: 昨日どうして来なかったのですか?
B: 風邪を引いて、家で横になっていたんです。
さてそこで、私が思うに、日本語話者の方にイマイチなじみにくい「具合が悪い」
という韓国語があります。それは、
「아프다」 (アップダ/痛い、具合が悪い)
です。「痛い」という意味は知っていても、「具合が悪い」という意味があるということ
を知らない方、少なからずいらっしゃるかもしれませんね。韓国人は情が厚く、親切な
人が多いですよね。とにかく人のことを気に掛けてくれます。ですので、
・아팠어요? 왜 전화 안 했어요?
(アッパッソヨ?ウェ チョナ アネッソヨ?
/具合が悪かったんですか?どうして電話くれなかったんですか?)
・어디 아프세요? 안색이 안 좋으세요.
(オディ アップセヨ?アンセギ アンジョウセヨ
/どこか具合でも悪いんですか?顔色がよくありません)
・아플 때 어머니 생각 나요.
(アップルテ オモニ センガン ナヨ/具合が悪いとき、お母さんを思い出します)
などなど、韓国の方との会話によーく登場しますよ。
一方、韓国の方が、「私は痛かったんです」「どこか痛いですか?」と言っていることが
たまにあります。これは、「私は具合が悪かったんです」「どこか具合でも悪いんですか?」
と言おうとして、「아프다」を日本語の「痛い」に訳してしまったことから来る失敗。
面白いですね。
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