■今週の’知っトク’単語と会話  「頭が痛いですよ~」

 ズキンズキン、頭痛が・・・そんなときの一言。

머리가 아파요.(モリガ アッパヨ/頭が痛いです)

これは韓国語初級者でしたら大抵の方はご存知でしょう。

日本語では単純に頭が痛いときだけに使うのではなく、面倒くさい問題に直面したとき、
決めることができないとき、悩んでいるとき慣用句として「頭が痛いよ」と使いますね。

韓国語も一緒。
ストレスフルな社会においては「頭の痛い」問題が続出。
会社でも「頭の痛い」ことだらけですよね。

韓国人の同僚と、取引先と意見が合わないとき、悩みを聞いてもらっているときに
言ってみましょう。

머리가 아파요.(モリガ アッパヨ/頭が痛いです)*同僚、先輩、ある程度慣れた間柄の敬語

머리가 아픕니다.(モリガ アップムニダ/頭が痛いです)*上記より丁寧な言い方

そして、

진짜 머리 아퍼.(チンチャ モリ アッポ/ほんっと、頭痛いよ)*パンマル。お友達にどうぞ。


日本人が韓国でお笑いを・・・
私の知る限りでは過去に、今ではすっかりブレイクした「テツandトモさん」や、
日本テレビの「進ぬ!電波少年~韓国人を笑わしに行こう」で矢部太郎さんが
チャレンジしていたことは知っていましたが、最近また新たにチャレンジしている
お笑いコンビがいるそうですね。

 チング

 5月11日(火)朝日新聞・夕刊より抜粋~
「日本出身のお笑いコンビが’韓国のお笑い界で成功したい’と、3月からソウルに
住んで言葉や文化の習得に励んでいる。14日にソウルの日本大使館公報文化院で
初の韓国語コントを披露する。 
 吉井さんは02年10月に旅行で釜山を初めて訪れ「地下鉄の中の物売り、
路上で客とけんかするバスの運転手など、感覚が似ているようで異なる韓国人の
面白さに引かれ、割り勘など日本独特の文化も笑いとして韓国に伝えたくなった」
 学生街の下宿6畳間に2人で住み、学生食堂や即席ラーメンなどでしのぐ生活。
「母親をネタにしたコントに不快感を示されるなど、儒教倫理が強い韓国で何が受けて
何が受けないか、発見の連続。文化を理解し笑いを取れるようになれば、日韓の相互
理解に貢献できるかも」

 なるほどな~。と思いました。
外見は似ているのに微妙に違うところ。その文化的なギャップはネタの宝庫と
いえるでしょう。「ここがヘンだよ日本人」「ここがヘンだよ韓国人」という、外国人から
見たら「ヘン」に思えるものも、笑いにして愛情を持って表現すると面白そうですね。
どんなウィットの効いたコントが飛び出すか気になります。

 とはいえ分からないと、さっぱり分からないのもお笑いの怖いところ。
コントの内容はさることながら、外国語で行うわけですから、言葉の抑揚、強弱、
発音・・・いろいろ練習しなければならないでしょうね。

 韓国で有名な日本人というと名前が挙がるのが全南大学の水野教師でしょうか。
この方を評する韓国人は大抵「方言が面白い」と言っていました。
外国人が方言を話すというのはとても滑稽で親しみを感じるのでしょう。
 私も無理やり韓国語の方言を言わされたりしますが、決まって周囲は大爆笑。
当の私は何がそこまでおかしいのかさっぱり分からないんですけどね。
 韓国人のお笑いタレントもよく方言ネタでコントをしていますが、それに外国人が
チャレンジしても面白そうです。




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