巷では風邪が流行しているようですね。
「風邪引かれました?」の韓国語は、以前にもご紹介しましたが、
今回は風邪を引いてしまったという人に、次なる一言としてよく使うフレーズをご紹介いたしましょう。

それは、「薬飲みましたか?」です。韓国語で言うと、
「약 먹었어요?」
(ヤンモゴッソヨ?/薬飲みましたか?)
ですね。このフレーズのポイントは2つ。ご存じ「약(ヤッ/薬)」の発音が、
後に来る「ㅁ」の影響を受けて、[양(ヤン)]になること、
そして、日本語では「薬を飲む」と言いますが、「마시다(飲む)」を使わずに、「먹다(食べる)」を使う点ですね。
「風邪を引いちゃって」なんて人がいたら、是非こう言ってみてください!

豆知識として、韓国の薬局についてお届けしましょう。
日本では、病院で薬を処方してもらい、処方箋薬局に行って薬を受け取る、というのが一般的ですが、
韓国では病院に行かなくても、薬だけが目的であれば、薬局で処方してもらうことができます。
薬屋さんに行き、「熱が出てきた」「喉が痛い」「頭も痛い」と薬剤師さんにいうと、
ふむふむ、と聞いてくれ、処方してくれるのです。
そこで私は疑問に思いました。
「じゃあ、病院に行く必要ないですね。どういう人が病院に行くのですか?」と聞いてみたところ、
きちんと診てもらいたい人はもちろんのこと、風邪を引いている人を例に例えると、
注射を打って早く治したい人が行ったりするとのことでした。
なるほど~。だから「風邪を引いた」というと、韓国の人はしきりに
「주사 맞았어요?」
(チュサ マジャッソヨ/注射打ちましたか?)
「주사를 맞아야 해요」
(チュサルル マジャヤヘヨ/注射を打たなきゃいけませんよ)
と言うのですね。ふむふむ。

ちなみに、韓国の「한의원(ハニウォン/韓医院)」をご存じですか?
こちらは、「한약(ハニャッ/漢方薬)」を処方してくれるお医者さん?薬局?のことです。
長期的な視野で体、体調を改善したい人は、この「한의원(ハニウォン/韓医院)」に行き、漢方薬を処方してもらいます。
「胃がもたれ気味だから改善したい」「気管支を丈夫にしたい」「冷え性を治したい」
「丈夫な子供を産むための漢方薬が欲しい」などですね。
韓国の方は、必ずといっていいほど行きつけの「한의원(ハニウォン/韓医院)」があるようですよ。
周りの人にいろいろ聞いてみてはいかがでしょうか。



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