授業を始める際に、韓国語のウォーミングアップも含め、その方の近況など、雑談を少しします。
以前、転職の予定があるという受講生の方とこんなお話になりました。

Tさん「회사를 바꿀 거예요」(フェサルル パックルコエヨ/転職する予定です)

わたし「정말요? 왜요?」 (チョンマルリョ?ウェヨ?/本当ですか?どうしてですか?)

Tさん「ええと……、’ノルマがきつくて’って、韓国語で何て言うんですか?」

うぬぬ、「ノルマがきつくて」。「노루마가 심해서(ノルマが シメソ)」とかかなぁ。
なんか変だなぁ、違いそう…。
その後、当校の先生に聞いたところ、日本語の「ノルマ」は、韓国語で、

「할당량」 (ハルタンニャン/割当量) ※実際の発音は、[할땅냥]

だということが分かりました。これは、知らなきゃ知らない(←通じます?)なぁ。
それでは例文をいくつか。

할당량이 많아서 힘들었어요.
(ハルタンニャンイ マナソ ヒムドゥロッソヨ/ノルマガ多くて大変でした)

우리 회사는 세일즈 맨의 할당량이 장난이 아니예요.
(ウリフェサヌン セイルズメネ ハルタンニャンイ チャンナニアニエヨ/
うちの会社は、営業マンのノルマガハンパじゃありません)

이번 달의 할당량은 100만엔입니다.
(イボンタレ ハルタンニャンウン ペンマネニムニダ/今月のノルマは100万円です)

いかがでしょう。なので、冒頭のように「ノルマがきつくて会社を辞めた」と言いたいときは、
こんな風に言うと良いでしょう、

세일즈 맨 한 사람당의 할당량이 자동차 5대였는데 그것이 저에게
너무나 부담스러웠어요. 그래서 회사를 그만두기로 했어요.

(セイルズメン ハンサラムダンエ ハルタンニャンイ チャドンチャ タソッテヨンヌンデ
クゴシチョエゲ ノムナ プダムスロウォッソヨ。クレソ フェサルル クマンドゥギロ ヘッソヨ/

営業マン一人当たりのノルマが自動車5台だったんですが(例です)、それが私には
あまりにも負担でした。それで会社を辞めることにしました)

ちなみに「ノルマ」は、語学の超エキスパートである当校のN先生によると、
語源はロシア語だとか(びっくり!)。ちょっと調べてみよう~っと。





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