以前のメルマガで、「ノルマガきつくて会社を辞めることになった」という方のお話をご紹介しました。
そうしたら、韓国語のエキスパートの友人が、「こんな表現も見つけたよ」と、
「なるほど!」と思わせる表現を知らせてくれました。お便りの内容は、こんな内容です。

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このあいだ韓国のテレビを観ていたら、
「ストレスをためないで仕事をするにはどうしたらいいか?」というような話をしていて、
「1日のノルマを決めて、それを超えた仕事はしない」という発言がありました。
그날 그날 일의 한계를 정하는 것이 좋다.
일에 한계를 정하시는 게 좋습니다.
(クナル クナル イレ ハンゲルル チョンハヌンゴシ チョッタ
イレ ハンゲルル チョンハシヌン ゲ チョッスムニダ
その日その日の、仕事の限界(ノルマ)をきめることが良い
仕事に限界(ノルマ)をお決めになると良いです)
と、その発言者は言ってたよ。
「한계(ハンゲ/限界)」とはちょっと意外だったのでメールしてみました!
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なるほど~~。
先日ご紹介したような、会社から課せられるノルマ、営業ノルマ販売ノルマは
「할당량(ハルタンニャン/割当量→ノルマ)」で良さそうですが、
自分自身が設定したノルマ、課題に対しては、「한계(ハンゲ/限界)」という表現を使うのも一つの手ですね。

その場その場にふさわしい訳を見つけていく作業というのは、本当に面白いです。
そして、よく当校で先生や生徒さんを巻き込んで行われる、
「この言葉って、韓国語で(日本語で)どう言うのがぴったりなんだろう」という議論もまた面白い。
何と言いますか、言葉たちが戯(たわむ)れ合う……、そんな感じです。



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