「あたしは、オレは、○○でございます?!」
韓国語教室を開いていますと、入門者から上級者まで、韓国語に興味がある、もっと上手くなろうと目を輝かせる方にたくさんお目にかかるのですが、
その方々の韓国語の学習レベルに関係なく、かねてから「おや?」と思っていたことがあります。
それは何か文章を話すとき、必ずと言っていいほど最初に出てくる表現の一つ、「私は~」を、「나는 ~(ナヌン~)」とおっしゃる方が意外と多いのです。
この「나는 ~(ナヌン~)」は対等の人や目下の人に対してだけ用いるはずのものです。
また、いくら対等・目下の人に見えても、初対面の人にはあまり使わないのが普通です。
나는 2년 공부했습니다.
この文章がちょっとちぐはぐなのはお分かりでしょうか?
「私は」の部分にはぞんざいな表現である「나는 ~(ナヌン~)」を用い、
語尾の部分には丁寧体終止語尾の「~습니다.」を使っています。
저는 2년 공부했습니다.(저는 2년 공부했어요.)
나는 2년 공부했어.
細かな例外はあるにしても、
●丁寧体で話すときは、「저는(チョヌン)~」を使いましょう。
●友達とパンマルで話すときのみ「나는(ナヌン~)」を使いましょう。
この大基本を抑えておけば、
失敗はありません。絶対に。
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「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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