人に何かをお願いされたとき、言い方一つでムッとくるときもあれば快く受け入れる
ことができるときもありますよね。
今回はこの「言い方」に焦点を当ててみたいと思います。
1.早く送ってください。
2.早く送っていただけますか?
3.早く送っていただけると有り難いです。
上記1~3は全て「早く送って欲しい」ということを人にお願いする文章なのですが、
いかがでしょう?それぞれ言われた時の感覚を想像してみて下さい、1より2が、
2より3が、何となく良いような気がしませんか?
韓国語も全く同じなのです。
1.빨리 보내 주세요.
(1.5として、빨리 보내 주십시오.)
2.빨리 보내 주시겠습니까?
3.빨리 보내 주시면 감사하겠습니다.
普通に教科書で習う表現は1、1.5せいぜい2まででしょうか。
3は社会生活を送ると身につく独特の言い回しともいえます。
筆者が留学から帰ってきて日本で韓国関連の仕事を始めたころ、
韓国の会社の目上の人にも平気で
「빨리 보내 주세요-.」「오후에 다시 전화 주시겠어요?」
と、「~요」体の癖がついたまま、言ったり、書いたりしていましたが、
今思うと「まずかったな・・・」と。
きっと相手は言われた瞬間びっくりしていたはず。
けれど「外国人だから」と見逃してくれていたのでしょう。
今では目上の人にちゃんと丁寧な言葉遣いができていない方やシーンを見ると、
びっくりしたりハラハラしたりするので、ある程度感覚が身についているのでしょう。
皆さんも一つずつ見直してみて、
相手にびっくりされない物の頼み方を身に付けてみましょう。
最初は口が回りませんが、スラスラ言えるようになると快感ですよ。
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「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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