先日、「‘しらふ’でも盛り上がれます」
という表現について議論を交わしていて、ふと「しらふ」って韓国語で
なんて言うんだろう、と思いました。調べたところ、

「맨정신」 (メンジョンシン)

「맨」は、「素の、ありのままの」という意味を持つ接頭辞。
それに「정신(精神)」が付いて、「素の精神→しらふ」となるわけですね。

例:난 음치라서 맨정신으로는 사람 앞에서 노래 못 불러요.
(ナン ウムチラソ メンジョンシヌロヌン サラマッペソ ノレ モップルロヨ/
私は音痴なのでしらふでは人前で歌が歌えません)

ちなみに、多くの韓国通の方が口を揃えて言いますが、韓国人に音痴は
少なく、そして「しらふでは人前で歌えない」という人も少ないような気がします。
よって、例文のようなフレーズは日本人ならではのセリフといえるかもしれません。

小さい頃からの教育や、人前に立つことに慣れていること、恥ずかしがら
ない気質など、様々なものが影響しているように思えます。
また、よく韓国映画などに出てきますが、大人達が野外で輪になってお酒を
飲むと、歌い出したり、踊り出したりしますよね。こういった環境で育って
いたら、歌ったり踊ったりすることを恥ずかしがらないような気がします。

韓国に惹かれる日本の方々には、韓国のこういったところが特に魅力的に
映るのかもしれませんね。^^


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