多くの方が出入りしては楽しく談笑する当校は、いつも美味しい食べ物が
いっぱい。ある日、受講生の方から頂戴したドーナツがたくさんあり、
授業が終わって帰られる先生に差し上げようと、こんなふうに言いました。

私:선생님, 이거 하나 드세요. 가져가서 남편분께도 드리세요.
(ソンセンニム、イゴ ハナ トゥセヨ。カジョガソ ナンピョンブンケド トゥリセヨ
/先生、これ一つ召し上がって下さい。お持ち帰りになって旦那さんにも差し上げて下さい)

先生:감사합니다. 우리 남편은 식탐이 있어서 좋아할 거예요.
(カムサハムニダ。ウリ ナンピョヌン シクタミ イソソ チョアハルコエヨ
/ありがとうございます。うちの夫は食い意地が張っているので喜ぶと思います)

今日の「知っトク」は、「식탐(シクタム/[食貪]食い意地)」。
漢字で[食貪]と書くところが「へぇ~」という感じですね。
「食べることに対して貪欲(どんよく)である」ということなのでしょう。
日本語では「食い意地」、韓国語では[食貪]。本当に、学べば学ぶほど
韓国語は面白いです。そして、ひとつ……恥を恐れず申し上げますと、

私「あれ?’食い意地(くいいじ)’なんだ、’くいじ’かと思ってた-」
山崎「えっ……(絶句。いや~、’くいじ’とは思ってませんよー。)」

そう、「食い意地」は、「くいじ」かと思っていました。私のパソコンに
入っている優れもの変換ソフト「ATOK(エイトック)」で何回「くいじ」
と打っても漢字に変換されないので、調べたところ発覚……。

いやはや、外国語を勉強していると、同時に日本語も勉強になるものです……。



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