授業が終わってお帰りになる韓国人先生方の「お先に失礼しま~す」。
韓国語で何て言っていると思いますか? こういうふうに言っています。
1.먼저 가보겠습니다 (モンジョ カボゲッスムニダ)
2.먼저 들어가보겠습니다. (モンジョ トゥロガボゲッスムニダ)
これらの表現、日本語話者の私としては考えれば考えるほど「フシギ」なんです。
1の文章を直訳?すると、「お先に行ってみます」。 なぜシンプルに、
「먼저 가겠습니다」 (モンジョ カゲッスムニダ)と言わないのか。
さらには、2番目の文章。「들어가다」は本来「中に入る、入っていく」という
意味です。なのに、なぜ帰るときに使うのか。
しかもここでも「-아/어 보다(~てみる)」と共に使われているし。
そういえば、電話を切るときも「들어가세요」と言ったりしますね。
そういえばこれも最初聞いたときは「なんじゃ?」と思ったものです。
ううむ、フシギです。先生方に聞いても、一様にして「自然とそう言ってきた」
という反応ですし。
「가보다」「들어가보다」は、少し謙遜するようなニュアンスがあるかな……
とも思い聞いてみたところ、例えば社長さんが帰るとき「난 이제 들어가볼게」
(ナン イジェ トゥロガボルケ/わたしはもう帰るよ).」などと言うそうです。
うーむ……。
いまいち納得いきませんが、使えばネイティブらしい韓国語になるのも確か。
いろいろ考えず、素直に使っていくしかないのでしょう。使ってみると……
あ、なんだか韓国人になったような気分です(^^)。
-
- <コンテンツ提供:アイケーブリッジ外語学院>
「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
- <コンテンツ提供:アイケーブリッジ外語学院>
-
- <アイケーブリッジ外語学院>
https://www.ikbridge.co.jp/
TEL 03-5157-2424
※お問合わせは「こちら」
- <アイケーブリッジ外語学院>
※韓国語を配信・提供したい個人様または法人様は「お問い合わせ」ください。