買おうかずっと迷っていて、やっと決心したと思ったら、「昨日売れてしまった」と
言われたり、友達を誘おうと思ったら、「ちょうどさっき、予定入れちゃった」なんて
言われて、「あ~、もう少し早く行動して(言って)いたら」なんて後悔すること、
よくありますよね。

こんなときにぴったりの韓国語に最近出会いましたので、ご紹介します。
それは、

「한 박자 늦다」
(ハンバkチャ ヌッタ/一拍(一拍子)遅い)

この表現にどこで出会ったかというと、当校で最近行われた
通訳翻訳プログラムの授業内です。この日は字幕翻訳について勉強していて、
韓国ドラマを題材に、字幕を付ける練習をしました。

その中でこんな男女のやりとりがありました。

男性 「어디가? 가자.집에 데려다 줄게.」
    (どこ行くの?行こうぜ。家まで送ってあげる)
女性 「선배, 이 사람이 데려다 주기로 했는데 .」
    (先輩、この人が送ってくれることになったんだけど)
男性 「오늘은 계속 한 박자씩 늦네.」
    (今日は常に一拍ずつ遅いな→出遅れてばかりだな)

ちなみに字幕には厳しい字数制限があり、以上の私の付けた日本語訳は
一つ目と二つ目の文章では余裕の字数オーバー(^_^;)。
ただ’はしょれば’良い、というものでもなく……。話には聞いていましたが、
字幕翻訳は想像以上に奥深い世界でした。

しかし、韓国語の音声に日本語の字幕を付けるというのは、ある意味
「語学や言葉を使った究極の仕事」の一つだな、と思いました。
この世界でやっていこうと思われるガッツのある方々に、これから
お会いしてみたいですね~。ㅎㅎㅎ



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