先日、当校「シゴトの韓国語」コース<初級班>の修了テストを行いました。
筆記と会話があり、100点満点中80点以上、出席率80%以上で進級でき
ます。……結構厳しいですか(^_^;)?

教科書もワークブックもテストも、私が主に作成していますので、すべて
見慣れた内容ですが、何回接してもそのビジネス韓国語の特有な世界に
引き込まれて行きます。例えば、テストの中にこんな文章がありました。

기존 제품과의 차별성을 더 설명하면 좋을 것입니다.
(キジョンジェップメ チャビョルソンウル ト ソルミョンハミョン
チョウルコシムニダ
/既存の製品の「差別性」をもっと説明すれば良いと思います)

おそらく皆さん、「差別性」でどんな意味かは分かると思うのですが、
では私たちが普段のビジネスで「差別性」という言葉をよく使うかという
と、よく使う、という方はあまりいらっしゃらないと思います。

一方、韓国ビジネスにおいてはこの「차별성」をとてもよく使うのです!

신제품의 차별성을 한마디로 말하면 뭐예요?
(シンジェップメ チャビョルソンウル ハンマディロ マラミョン モエヨ?/
新製品の「差別性」を一言で言うならば、何ですか?)

この「차별성」にぴったり合う日本語は何でしょうね……?
「売り」「優位性」「特徴」「差別化を図れる点」(長い!)……。
やっぱり「売り」、ですかね。正確には「差別化を図れる点」でしょうけれど。
この辺は好みにもよりますね。皆さんもちょっと考えてみてください(^^)。


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