■今週の’知っトク’単語と会話 「韓国の祝日、その3」 


 今週も引き続き韓国の祝日についてお届けいたします。

●「현충일(顕忠日/ヒョンチュンギル)」:6月6日

先週の「식목일植木日」と同様、毎年 聞きなおしてしまう 日です。


という愚痴はさておき、
この「현충일(顕忠日)」は、
「国土防衛に命をささげた人の忠烈をたたえて霊を慰める記念日」です。

制定されたのは1956年。無数の命が朝鮮戦争で奪われてしまったのでしょう。

ところで、日本では「朝鮮戦争」と言いますが、
韓国では「한국전쟁(ハングッ チョンジェン/韓国戦争)」
又は「6 25전쟁(ユギオ チョンジェン/6 25戦争)」といいます。

「6 25(육이오/ユギオ)」は、韓国の人との会話で頻繁に登場します。

「태극기 휘날리며를 보면 6 25에 대해서 잘 알 수 있어요.」
(テグッキ フィナrリミョルr ポミョン ユギオエテヘソ チャル アルスイッソヨ)
(「太極旗を翻して(邦題:ブラザーフッド)」を見ると、6 25(朝鮮戦争)について
詳しく知ることができます」


●「제헌절(制憲節、チェホンジョル)」:7月17日

漢字を見てピンと来られると思います。
そう、大韓民国の憲法が公布された日(1948年7月17日)を記念する日です。
言わずもがな、日本の「憲法記念日」にあたります。


●「광복절(光復節、クァンボッチョル)」:8月15日

同じ8月15日を、日本では「終戦記念日」と言い、韓国では「光復節」と言います。
(北朝鮮では「해방기념일(解放記念日、ヘバンキニョミル)」

「戦争の終わりを記念する日」とする日本。
「国が光を取り戻した日」とする韓国。

両国の認識の違いを象徴しています。

「광복절(光復節)」は韓国の祝日の代表格。
最低限知っておいて欲しい韓国の祝日です。
「무슨 날이에요?(何の日ですか?)」と尋ねることがないようにしたいですね。



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