今年発行する当メールマガジンはこちらが最終号ですね。あっという間に
年の瀬になってしまいました。

2011年はどんな年だったか……、まず思い出すのはやはりあの大地震です。
あの日テレビ画面に映し出された信じられない映像を見ながら、人間が築き
上げたいろいろなものは自然の前ではなんて無力なのだろうと愕然としました。

個人の生活に視点を移し、まず浮かんできたのは昨年開始した中国語の
学習のこと。予定より半年遅れましたが、先日受検した中国語検定では
3級に合格しました。しかし、自分の勉強量はまだまだ足りない、生ぬるいと思わざるを得ません。

以前数ヶ月だけ通ったビジネススクールの「クリティカルシンキング

という講座で「ビッグワード」という言葉がでてきました。
これは、「なんだかかっこよく聞こえるんだけど、具体性に欠ける、
曖昧な言葉」という風に簡単に言い換えることができるかと思います。

例えば、

「최선을 다하겠습니다 」
(チェソヌル タハゲッスムニダ/最善を尽くします)

「그 때 할 수 있는 것을 열심히 합시다 」
(クッテ ハルスインヌンゴスル ヨルシミハプシダ
/そのときできることを一生懸命やりましょう)

というような言葉がそれにあたるでしょうか。割と好きでよく使って
いましたが、これってどうなの?と思ったのが、今年、楽器を演奏する
機会が多かったためです。ソロ、アンサンブル、オーケストラと
いろんな場所で演奏する機会がありましたが、自分の思う演奏ができず
悩みました。その時々で練習や本番において最善を尽くしているつもり
なのですが、結果としてでてくるものが納得いかないのです。

「最善を尽くす」と言うと、本人は「自分はこれ以上のことはできない
ほど頑張っています」という表示にもなるし、聞いている方も「じゃあ、
頑張れ」とそれで終わってしまいますが、それでいいのか、と。
「最善を尽くしたけど、ダメでした~。ははは」でもいいのか、と。

ということで、2012年は「ビッグワード禁止!」で、理想とする結果物
を具体化し、それに向けてのアプローチも具体化しようと思いました。
あ~、我ながらこういう人いやだな~(笑)。

アイケーブリッジの2012年はチャレンジングな年になります。
韓国語部門では韓国語能力試験(TOPIK)対策の定期講座
に初めて
乗り出しますし、中国語部門では字幕翻訳講座
、そして入門の
グループレッスンもスタートさせる予定です。

通っていただいている方、これからいらっしゃる方に喜んでいただける講座
づくりに、来年も力を注いで行こうと思います(あれ?これもビッグワード!?)

「독자 여러분, 즐거운 크리스마스를 보내시고
            새해 복 많이 받으세요 !」
(トッチャヨロブン、チュルゴウン クリスマスルr ポネシゴ 
セヘ ポン マーニ パドゥセヨ/読者の皆さん、楽しいクリスマスを
過ごされ、来年は福をたくさんもらってください!)



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