中国語の学習を初めて1年9ヶ月になりました。「3年以内に上級レベル、
そして中国語講師」の目標はもちろんそのまま維持しています。

中国語の勉強を始めたのは、中国、中国語自体に興味が湧いてきたことが
もちろん大きいですが、語学を仕事とする人間として、当校の受講生と
同じフィールドに立ち、同じ気持ちや苦労、喜びを味わいたいという
気持ちがあります。また、すべての人に当てはまるわけでないことは
分かっていますが、どのような学習法が効果的か、実験してみたいという
側面もありますね。

こんな話しをすると「すごいですね~」とか言われますが、ほとんど
趣味なので、さほどの苦労は感じず、楽しく取り組めています。
また、「自分がなでしこジャパンのサッカー選手になれるか」と考えると、
それに比べればなんて簡単なことであろうか、とも思います。

しかし一方で、一筋縄ではいかない……という思いももちろんします。
それは、現在の自分の語学力を客観的に見れば分かります。
勉強をしながら、「たかが語学、されど語学」という思いが渦巻く日々です。


そんな中、「そういえば、’たかが~、されど’ って韓国語でどう言うんだろう」
と思い、辞書で引いてみたり、周囲の先生方に聞いてみたりしました。

どうやら韓国語では「たかが」や「されど(しかし)」は単独で使われは
するものの、「たかが~、されど~」にピタッとはまる慣用句的な言い回しは
ないようですね。いろんな先生方を巻き込み(悩ませ)、結局、以下の様な
ことわざでそのニュアンスは伝わるのではないか、という結論に至りました。

「우습게 본 나무에 눈 찔린다고
배우면 배울수록 어려움을 느끼게 돼요 .」
(ウスpケ ポン ナムエ ヌン チrリンダゴ ペウミョン ペウルスロッ
オリョウムル ヌッキゲ テヨ/’見くびっていた木に目を指される’といいますが、
学べば学ぶほど難しさを感じます)

もちろん、ここに行き着くまでは、いろんな諺や慣用句を挙げたり、
겨우, 고작, 한낱, -따위,-일지라도 というような上級語彙・表現の例文を
挙げたりしながら侃々諤々(かんかんがくがく)やったのですがね……。
その流れをすべて紹介したら大変なことになるので省略しました(^_^;)。
まったくもって、「たかが語学、されど語学」でございます。



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