先日教室で、美容院に行かれた先生を囲んで「髪型変わったんですね~」
と話していました。しかし、当の先生はなんだか少し髪型に満足していない
様子。その瞬間、先週始まり準備をしたばかりの「韓国語能力試験’合格’
対策講座
」の中級過去問題の文章を思い出しました。こんな問題があったのです。

밑줄 친 부분을 같은 의미로 바꾸어 쓴 것을 고르십시오
(下線部分と同じ意味のものを選んでください)

가: 머리 모양을 바꿨네요. 잘 어울려요 .
 (髪型を変えたんですね。よく似合います)
나: 그래요? 저는 그렇게까지 썩 마음에 들지는 않아요 .
 不自然ですが敢えて直訳→(そうですか?私はそこまでぴたっと気に入らないんです)

1.무조건 나쁘다고 하긴 어려워요 (無条件に悪いとは言えないです)
2.이 정도면 괜찮다고 할 수 있어요 (この程度なら大丈夫だと言えます)
3.뭔가 아쉬운 것 같다는 생각이 들어요 (何だか足りないというような気がします)
4.생각해 보면 전혀 안 어울리는 것도 아니에요 (考えてみると全く似合わないという訳ではないです)

答えは分かりましたか? 3です。日本語訳を見るとすぐ分かるかも
しれませんが、韓国語のみだと分かりにくい部分もあり正答率は低かったです。

話を戻しますが、先生が少し気に入らないそぶりをみせたので、
「試験問題にちょうどこんな文章があったんですよ、まさにそんな感じ
ですね」と言ったところ、

「그래요 그래요, 이럴 땐 `2프로 부족하다`라고도 하지요 」
(クレヨ グレヨ、イロルテン ’イプロ プジョッカダ’ラゴド ハジヨ/
そうそう、こういうとき「2%が足りない」とも言いますよね)

ええ~!?何それ?「2%が足りないって?」…、聞き返したところ、
「2%(이프로 /イプロ)」という品名の飲料水があり(ほのかに味がある水?)
どうやらそこから来たのでは、というのが韓国人先生方の意見でした。

1%でもなく、3%でも5%でもなく、2%!! この加減が面白く、
もう忘れられない表現になりました。是非皆さんも使ってみて下さい。



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