電話の取り次ぎは、オフィスの韓国語に興味のある方ならまず気になるフレーズ
ではないでしょうか。早速まいりましょう。
1.同じ会社の同僚同士等であれば、
●「잠깐만요.」
(チャムカンマンニョ/お待ち下さい)
●「잠깐만 기다려 주세요.」
(チャムカンマン キダリョ ジュセヨ/少々お待ち下さい)
以上で大丈夫でしょう。
2.上司、取引先には、
●「잠시만 기다려 주십시오.」
(チャムシマン キダリョ ジュシプシオ/少々お待ち下さいませ)
●「돌려드리겠습니다.」
(トルリョ ドゥリゲッスムニダ/お回しいたします)
が良いでしょう。(*「돌리다(回す)」は「돌다(回る)」の’他動詞’←後日取り上げます)
意外と「돌려드리겠습니다.」がすんなり出てくる人が少ないようですが、とてもよく使います。
「ㄹ」が多くて発音が大変でしょうか?(笑)
けど、決まるとカッコイイですよ。
是非使ってみてください。
韓国ブームが手伝って(?)か、自分のことや韓国語講座のことを新聞や雑誌で
取り上げて頂いたりすることが多くなってきたのですが、すると決まって増えるもの
があります 。
「お仕事依頼」「問合せ」
もありますが、実は最も多いのが、
「勧誘の電話」「営業の電話」です。
「○○というフリーペーパーに広告を載せませんか?」
「業務拡大に向けてのソリューションを○×△□・・・」
「人材募集の際は是非手前どもの媒体を、云々・・・」
「ホームページのアクセス数をアップさせるお手伝いを・・・」
別にこのような電話攻勢は否定しません。
企業が企業であり続ける限り、業務拡大、顧客の増大は使命ですから。
お客様を増やすため、究極のところはお客様に喜んでもらうための間口が
一本の電話・・・それはそれで一つの手段だと思います。
何も行動をしなかったり、何も工夫をすることなく「顧客が増えない」と愚痴る人に
それを非難する権利はないでしょう。
ただ、そのテの電話に共通していて、いつも気になることがあります。
それはその音調、声。
「マニュアルを読んでいるだけ」ということがすぐ分かるのです。
例えば「ホームページのアクセス数をアップさせる」ということを提案してきた会社
が、話すうちにこちらのホームページを見たことがないことが判明したりします。
(もちろん韓国語講座を開いていることも知りません)
「もしかしたら’片っ端から電話する臨時バイト’とかなのかもしれないな」
と思いつつも、だとしたらその管理者の気が知れません。
私だったら絶対こんな電話は掛けさせないでしょう。
とっても失礼だし、掛けても無駄だからです。
本当に仕事を取りたいなら、取引をしたいなら、いくら電話一本でも掛ける前に
その会社のホームページくらい見て、
例えば、
「御社のページを拝見させていただきましたが、こういう工夫はされていますか?」
「○○というエンジンで検索すると何ページ目に出てきますが、一ページ目に
来るようにしたいとは思われますか?」
「2005年にこういう事業展開を予定されているそうですが、人材採用のご予定は
ございませんか?」
というようなことを言って欲しいものです。頭を使え!頭を!(おっと失礼)
もしかしたら彼らは家族に友人に、
「全然顧客が増えない」 「すぐ電話を切られてムカつく」
と愚痴っているのでしょうか。
すぐ電話を切られてしまうような話し方をしているだけではないでしょうか。
1時間に60本の電話を掛けるより、1時間に6本の電話を掛けるための下調べ、
準備の時間を設けたほうが効果的なのではないか、と思います、が・・・
余計なお世話ですね。はい。
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「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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