以前、とある中国語関連の学習イベントに参加したときのこと。
中国語は明確な未来形、過去形などがなく(動詞の変化がない)、
それらを文脈で判断したりするのですが、そういった点について講師の方が、
「皆さんは、中国語の文法はいい加減だ、曖昧だと言いますが、
日本語にもそういう部分はあるんですよ」と、以下の例を挙げました。
「私は写真を3枚撮った」
これは、自分が写真を3枚撮ったとも、撮ってもらったとも取れる、と。
なるほど、確かに「証明写真?写真屋に行って準備したよ。私は写真を3枚撮ったよ」
と言うと、写真屋さんやで証明写真を3枚撮ってもらったことになりますよね。
中国語もこのように文脈で判断していくのだ、とのことでした。
また、「写真撮ってもいいですか?」と聞かれ、ポーズを取ったら
「ここで写真を撮ってもいいか」という問いだった、という笑い話もあります。
さて本日は、韓国に旅行に行って、写真関連のコミュニケーションを取るときの
決まり文句をまとめてみましたので、参考になさって下さい。やはり、文脈や
状況で判断する、というのは同じようですね。
■「ここで写真を撮ってもいいですか?」と言いたいとき
「여기서 사진을 찍어도 돼요 ?」
(ヨギソ サジヌル チゴド テヨ?)
■「(あなたの)写真を撮ってもいいですか?」と言いたいとき
「실례지만, 사진 찍어도 돼요 ?」
(シルレジマン、 サジン チゴド テヨ?)
→シャッターを向けてジェスチャーしたりすると良いでしょう。
例えば撮りたいのが食堂のおばさんだったら
「아줌마 사진 찍어도 돼요 ?」
(アジュンマ サジン チゴド テヨ?)
と言ったりするのも方法の一つです。(アジュンマサジン、は一気に言います)
■「シャッターを押して頂けますか?」と言いたいとき
「사진을 찍어 주시겠어요 ?」
(サジヌル チゴ ジュシゲッソヨ)
→直訳は「写真を撮って頂けますか?」ですが、「シャッターを押して欲しい」
という意味になります。
「이 버튼을 누르면 돼요 」
(イ ボトゥヌル ヌルミョン デヨ
/このボタンを押していただければ大丈夫です)」と言い添えれば完璧です。
■「一緒に写真を撮りましょう」と言いたいとき
「같이 사진 찍어요.」
(カッチ サジン チゴヨ)
→手招きして、自分の傍らに誘導するようなジェスチャーをすれば完璧です。
以上です。秋は韓国旅行が楽しい季節ですね。行かれる皆さん、
是非、以上のフレーズをうまく使い分けましょう(^^)。
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