「第30回全日本中国語スピーチコンテスト
」に出場してきました。
昨年10月に予選を兼ねた東京大会があり、そこで全国大会に推薦され、
そしてテープ審査を通過して全国大会に出場することになっていたのです。
当日は、4位に入賞しました。
1~3位の皆さんは本当に上手な方々だったので、この順位には非常に
満足していますが、自分でも「これ以上の順位は取れない」ということが
なんとなく分かっていました。
というのは、私にとって今回のチャレンジは単に「中国語の上達のため」
であり、「伝えたいことや自分の強い思いの表現」でなかったためです。
東京大会応募の締切が近付き、「湧き上がる思い、伝えたいこと」が特に
なかった私は、以前、中国語の授業で作文の宿題として出た「中国人の
面子について」の作文をアレンジし、原稿にしただけだったのです。
これまで韓国語のスピーチコンテストに出たときは、韓国に対し、韓国語・
韓国人に対し湧き上がる思いがあり、それを表現し、伝え、聞く人の心に
響いたという満足感がありました。
「전하고 싶은 마음이 솟구쳐서 문장이 저절로 써졌어요.」
(チョナゴ シップン マウミ ソックチョソ ムンジャンイ
チョジョルロ ソジョッソヨ/伝えたい気持ちが湧き上がってきて、
文章が自ずと出てきたんです)
突然の「知っトク韓国語」ですが、今日のポイントは
「전하고 싶은 마음이 솟구치다 」
(チョナゴ シップン マウミ ソックチダ)
「전하고 싶은 마음이 끓어오르다 」
(チョナゴ シップン マウミ クロオルダ)
のような、「伝えたい気持ちが湧き上がる(込み上がる)」という表現です。
「솟구치다 」「끓어오르다 」は、私たち日本語話者にはなかなか
とっつきにくい韓国語の固有語ですね。
昨年秋の東京大会、そして今回の全国大会を通じ、スピーチのあとに
質疑応答が行われます。これがもう……気が重くて重くて、プレッシャーで、
お正月気分も何もなく、「私の人生、もうこれでスピーチ大会は最後だ!」
と思いながらチャレンジしたのですが、終わってみたら、
「중국이나 중국어에 관해 전하고 싶은 마음이 솟구치면
다시 도전해 보자 .」
(チュングギナ チュングゴエ クァネ チョナゴ シップン マウミ
ソックチミョン タシ トジョネボジャ/中国や中国語に関し、伝えたい
気持ちが湧き上がってきたらまたチャレンジしてみよう)
なんて考える今日この頃です。やはり、人間は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
ようですね。
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