最近、ビジネス関連の韓国語で知らなかった単語を一つ覚えました。
それは、

「사수 」(サス/[師授])

これは主に、会社で「自分の業務を導き、指導してくれる先輩」という
意味で使われ、

(本人の前で)
「이주헌 대리님은 입사 때 제 사수셨어요 .」
(イジュホン テリニムン イプサ ッテエ チェ サスショッソヨ
/イ・ジュホン代理は私が入社したときの「師授」でした。)

(本人がいないところで)
「저희 사수는 정말 일을 잘 하세요 .」
(チョイ サスヌン チョンマル イルr チャr ハセヨ
/私たちの「師授」は本当に仕事がよくできます)

このように使います。以下の様に自分に対しては用いません。

× 올해 신입사원의 사수를 맡아서 마음이 무거워요 .
(× 今年、新入社員の「師授」を受け持ったので気が重いです)

さて、この言葉は載っている辞書と載っていない辞書があるようです。
Naver辞書には「사수 」の16番目に登場します。ただ、そこには、

스승에게서 학문이나 기술의 가르침을 받음 .
(師匠(先生)から学問や技術の教えを受ける)

とありました。どうやらここから派生した言葉のようですね。

もちろん、会社によって文化は様々なので、この言葉を使う会社も、
使わない会社もあるでしょう。

皆さんはこれまで「사수 」と呼ぶ人はいましたか?
私も新卒で就職した会社に「사수 」がいました。今思うと、世間知らずの
私に根気良くいろいろと教えてくれたな……と思います。



※韓国語を配信・提供したい個人様または法人様は「お問い合わせ」ください。