当校主催の視察研修旅行で、韓国・浦項市を訪れてきました。私、講師を含め、
総勢13名のツアーでした。詳しいご報告はまだこれからですが、取り急ぎ、
写真数枚を当校フェイスブックページ
にアップ致しましたので、ご覧下さい。

見たこと、食べたもの、感じたこと、書き出したらとまらないのでブログで後ほど
ご紹介させていただくとして、旅のハイライトの浦項製鉄所(現、POSCO)に
ついての話しを少し…。

私が浦項製鉄所の創始者である朴泰俊氏のファンであるというお話はブログ

に書かせて頂きましたが、POSCOの歴史館はまさに氏の記念館といった
感じで、ファンの私にとってはテンションの上がりっぱなしのスペースでした。
氏が当時のパク・チョンヒ大統領に宛てた直筆の手紙、日本の中曽根元首相が
氏に寄贈した贈り物などが展示されています。

広大なスペースの工場の中をバスで移動し(建設費用の30%は、植物などの
環境対策に使用したそう)、最後は超特大’鉄板’をローラーで引き延ばす
工場を見学!これがまた!ド迫力なんてものではなく、ハリウッドで何億円
かけてもこんな演出はできないのでは、という音量と熱でした(笑)。
もう、みんなで大興奮でした。

その後、対岸からPOSCOの全景を見、あぁ、すてきな光景だ、すてきな都市だ!
と思いました。

という感想を、当校の受講生でPOSCOジャパンの社員さんにさせていただいた
ところ、「最近、工場見学が好きな女性が多いそうですね。萌える、とか?」
なんて話しを聞きました。「歴女(歴史が好きな女性)」「山ガール(登山が
好きな女性)」などの単語も流行りましたが、工場が好きな女性の為の
ツアーもあるのだとか!?

ええっ!?と思い、インターネットを見てみたところ、あるある(笑)。
いや~!その次の感想。「その気持ち、分かるかも!」と思ってしまいました。

その次にぼんやり思ったのは、そんな工場好きな女性にとっては、
あのPOSCOの環境はそれこそ「萌える」スペースだと思いました。

工場見学、周辺のクルーズ。私が韓国で力のある資産家、起業家だったら、
浦項のクルージングを提案したいですね。

POSCOは毎晩ライトアップをし、工業のイメージの街を明るくしようと努めて
いるようです。大企業の社会的役割、というようなものを、改めて感じました。

私たちのツアーに同行してくれた浦項市の通訳者さんにお礼のメールを
送ったところ、すぐ返信を送ってくれました。浦項の魅力について彼女が
語ったところを、本日の知っトクとさせていただきます(少し意訳しています)。

포항은 서울처럼 무언가가 많은 재밌는 곳은 아니지만 ,
마음 편안히 휴식을 취할 수 있는, 재충전의 여행지로 최고라고 생각합니다 .
(浦項はソウルのように、ものが溢れ、刺激のあるところではありませんが、
リラックスして休日を満喫できる、リフレッシュ(再充填/リチャージ)できる旅行先
として最高だと思います)

本当にその通りだと思います。ソウル以外のところも行ってみたいな、
と思った方、ぜひ浦項に行ってみてください!



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