」を聞きに行ってきました
。
昨年私がチャレンジし、4位に入賞した大会です(昨年の様子→その1
、その2
。
昨年朗読部門に出場されお知り合いになった大学生のOさんが、今年は
スピーチ部門に出場されたので、聞きに行ってきました。
Oさんは、昨年の朗読も特別審査員の先生に「完璧」と言われたレベルの
高さでしたが、今年のスピーチも素晴らしかったです。
昨年の大会終了後の打ち上げのときのこと。私が韓国語の講師だということを
知ったOさんが、突然、
「ほにょりえよ」
と話され、一瞬聞き取ることができず、キョトンとしてしまいました。
すると、「어머니가 한국사람이에요 .(オモニガ ハングッサラミエヨ/母が
韓国人です)」と。
そこで初めて、「ほにょりえよ」が韓国語だったのだということに気付きました。
Oさんの発した韓国語は、
「혼혈이예요 .(混血です)」
だったんです。「ホン・ヒョル・イエヨ」が、連音して「ホニョリエヨ」になる……。
発音が難しいですよね。
日本では少し前までは両親が違う国籍の場合、「ハーフ」という言い方をされて
いたように思いますが、いろいろ意見もあり、その後「ダブル」という言い方が
出てきたという話を聞いたことがあります。ただ、「混血です」という言い方は、
一般会話ではあまり用いられていないような感覚でしたが、韓国では割と
使われるようですね。
お母さんが韓国人のOさんは、子供の頃から日本と韓国を行き来し、
日本語と韓国語に関しては、どちらかが楽(らく)という差もなく、
完璧なバイリンガルでした。それに加えてこの中国語レベル!
「幡野さん、来年は(中国語スピーチ大会に)出ないんですか?ぼく?
僕は出られません。今年、中国に留学しますから!」とおっしゃっていました。
この若さで日韓のバイリンガル。そして中国語も上級。Oさんにはどんな
未来が待っているのでしょう。これからこのような若者がどんどん増えて、
日中韓を自由に行き来し、垣根のない国境が生まれたら嬉しいです。
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- <コンテンツ提供:アイケーブリッジ外語学院>
「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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