先週、冬季オリンピック競技の話題を当メルマガに書いたところ、
『暮らしの韓国語表現6000 』等、たくさんの韓国語書籍を出版されている
今井久美雄先生が面白いことを教えてくださいました。それは、韓国語の
「스케이트(スケイトゥ)」と「스케이팅(スケイティン)」の違いについてです。

そういえば、私が先週書いた原稿の中に「스피드스케이팅(スピドゥスケイティン)
/スピードスケート」という単語がありますね。
「스피드스케이트(スピドゥスケイトゥ)」ではないのか。

「스케이트」と「스케이팅 」の違いは、まさしく「競技か競技じゃないか」の
違いだそうです。なるほど~。素人が「スケートを滑る」は、

「스케이트를 타다」(スケイトゥルr タダ)
→ちなみに、ここで「타다 」の動詞を使うというのもなんとも面白いですよね。
「何かの力に頼り、移動させてもらう」というニュアンスが出ます。

例:서울 시청 앞에서 스케이트 탈 수 있어요 .
(ソウル シチョン アッペソ スケイトゥ タル ス イッソヨ
/ソウルの市庁前でスケートを滑ることができます)

一方で、

例:여기는 피겨 스케이팅 경기장입니다 .
(ヨギヌン ピギョ スケイティン キョンギジャンイムニダ
/ここはフィギュアスケートの競技場です)

等になるわけですね。日本語では2つとも「スケート」になりますので、
知らないと言えない気がします。

ソチオリンピックも残すところあと少しになりました。今回のソチは
韓国はスケート競技のメダルが多く、日本はスキー競技のメダルが
多い印象を受けますね。冬のオリンピックがまた日本に来て欲しいですが、
まずは4年後の平昌に行ってみたいな、とも思っています。



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