教科書が一冊終わり、上の級になったりするときはなんとも嬉しいものですよね。
当校でも教科書が一冊終わると、クラスによっては、

「우리 책거리 합시다!」(ウリ チェッコリ ハプシダ!/チェッコリしましょう!)」

と、打ち上げ(と称する飲み会)が行われたりしています。

この「チェッコリ」は元々、「책씻이」と言われていました。この「책씻이」を辞書で
引くと、「寺子屋で児童が一冊の本を習い終えたときや写し終えたとき、お祝いに
師匠・同僚におごったこと」とあります。

昔は学ぶ方が、師匠に対し感謝の気持ちを込めておごることを言ったのですね。
さすが、「스승의 날(ススンエナル/師匠の日)
」がある韓国です!(※5月15日で
すね!)

しかし、いまでは冒頭で紹介したようなクラスの飲み会や、留学生が集う韓国の
語学堂では、先生が留学生にランチをおごったりもしているようですね。

語学の学習は幾度となく挫折しそうにもなるけれど、チェッコリのようなイベントがあると
「またがんばろう!」という気持ちにもなりますよね。

語学の学習を共に励む仲間や先生に恵まれるのはすばらしいこと。ぜひこのような
場を提供していきたいな、と思います。



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