ゴールデンウィーク休暇を利用し、台湾に行ってきました。台湾は初めてです。
ただいま熱い旅行記を執筆中です(こちら
)。まだ書いていませんが、最終日には
中国語レッスンも受けてきました。

ブログでも一部を紹介していますが、台北中心地だけでなく、地方都市も訪問した
ので、言葉ができなかったら解決できなかった、という局面が多々ありました
(中国語をたくさん使うため、ツアーなどでなく個人旅行にしました)。

中国語圏を訪問するのは約3年前の上海以来ですが、その時より断然、
中国語が聞き取りやすく、そしてコミュニケーションがとりやすくなっていることを
実感でき、今回こそまさに、「石の上にも三年」を実感しました。

この「わかる、わかる!」という感覚、「通じた!」という感覚、コミュニケーションが
取れていることを実感できること、これらは本当に嬉しいものです。   

以前、ブログにも書いたことがありますが(「やめないことを、やめない、という選択
」)
語学学習は地味な作業の繰り返しで、始めてすぐに劇的な結果がついてくるわけ
ではないので、根気強さと、そして意義を持ち続けられるかどうかが重要です。

「石の上にも三年」とはよく言ったもので、語学や仕事など、大体のことは、
半年でも一年でもなく、三年くらい続けているとで景色が変わってきたり、
成果が少しずつ出てきたりしませんか? 

さてそこで、「石の上にも三年」を韓国語辞書で調べてみたところ、

「대 끝에서도 삼 년이라」
(テ クッテソド サムニョニラ/竹の先端でも三年)

とあります。
韓国語では「居続けるのが厳しい場所」を、「竹の先」で表現しています。

しかし、ネイティブ先生に聞いてみたところ「あまり使われない表現のような
気がする」とのことで、「言い換えればこうなるかな」と以下のような表現を
挙げてくださいました。

「고진감래」
(コジンカムネ/[苦盡甘來] 苦いものが尽きれば甘いものが訪れること。苦あれば楽あり)

「고생 끝에 낙이 온다」
(コセン クッテ ナギ オンダ/苦労の末に楽がある。苦あれば楽あり)

ふんふん、「石の上にも~」とは若干変わってきますが、これならピンとくるかもしれません。

中国語に関し、まだまだ「楽(らく)」まで感じることはできませんが、今回の
地方旅行で「楽しさ」は感じることができ、「あぁ、勉強を続けていてよかったな。
これこそ語学学習の醍醐味だ」と思いました。

読者の皆さんも、初級の方、上級の方問わず、韓国語の学習を「やめてしまいたい」
と思うことがあるかもしれません。でもやはり、続けているとあるときご褒美が
もらえるような気がします。

そして少し言葉ができるようになったら、身の回りを気を付けつつも、地方の
個人旅行に出かけると本当に楽しいですね。ソウルも良いですが、韓国の
地方都市もデビューしてみませんか? 当校受講生の江藤さんが編纂した
『韓国ひとり歩き』が、鉄道、バスを使った地方の旅に出る皆さんを導いて
くれますよ(^-^)(こちらのページ
は第二版が紹介されていますが、最終版が
今年3月に出版されました)。ぜひご利用ください!



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