語学教室というと、たいてい女性が多いですよね。
けれど当講座はビジネス韓国語を扱うこともあってか他の学校に比べ男性が
多い方で、あるクラスはナムジャ(男性)だらけ。これまた重厚な(笑)雰囲気が
漂っています。そう、このクラスは講師も男性!
しかし!そんな中にも一輪の花が。女性が花を添えてくれています。
そんなとき、日本語では「紅一点(こういってん)」と言いますね。
(実際、そのクラスはIさん、Yさんの女性2名ですが)
これが本日の’知っトク単語’。
韓国語で「紅一点」は、
「홍일점」(ホンイルジョム/紅一点)
これは故事成語で、王安石「詠柘榴」の「万緑叢中紅一点」からきています。
さてそこで、「紅一点」の逆パターン~多くの女性の中にたった一人男性が存在
するとき、韓国ではこう言います。
「청일점」(チョンイルジョム/青一点)
面白いですよね。
ただし、さすがに「青一点」は、「紅一点」から作られた言葉のようです。
辞書には載っていません。(載っているものもあるかもしれませんが)
ちなみに「シゴトの韓国語」講座には、「青一点」のクラスもあります。
(Nさん、幸せそうですね)
さてここでちょっと真面目な話、
せっかく「よーし、今度使ってみよう!」と思っても、
この「홍일점」と「청일점」は発音が難しくて、半端な発音では残念ながら通じません!
1.홍の「ㅇ(イウン)」パッチム、口の中にボールが一つ入るくらい、空いていますか?
2.청の「ㅊ」が「ㅈ」になっていませんか?
「ㅊ」とちゃんと息を飛ばした激音にならないと通じません。
3.청の「ㅓ」の母音、「ㅗ」と区別されていますか?
4.そしてこちらも「ㅇ(イウン)」パッチムが曖昧になっていないか注意です。
・・・・・。
外国語で笑いを取るのは大変ですね。
受けを狙おうと思って通じなかったら悲しいので、密かに家で練習しておきましょう。
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「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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