夏休みを取って海外旅行に行ってきました。行先は韓国ではなかったのですが、
大韓航空を利用しての旅でした。

たまたま職場へのお土産を、機内でもらったショッピングバックに入れて
持って行ったのですが、それを見た当校の韓国人先生がこうおっしゃいました。

「대한항공 타고 가셨어요?」
(テハナンゴン タゴ カショッソヨ?/大韓航空に乗って行ったんですか?)

ハッとしました。なぜかというと、日本語だったら、どちらかというと
「大韓航空‘で’行ったんですか?」ですよね。わざわざ「乗って」を使わない。
もちろん韓国語の、

「대한항공으로 가셨어요?」
(テハナンゴンウロ カショッソヨ?/大韓航空で行ったんですか?)

でも問題ないのですが、「乗って、行く」という言い方もとても自然なんです。

私がなぜそこまでこの表現に反応したかと言うと、中国語にはこの「~で」に
当たる助詞がなく、完全に「乗って、行く」というふうに動詞で表現するんです。
ほかにもいろいろあります。

「英語で話す」は、「英語を用いて、話す」と、「用いる」という動詞を使います。
日中韓語の些細な共通点と違いを一つ知ることができました。あー楽しい。

そうそう、大韓航空の長距離便の機内食で出てくる「ビビンパ」、食べたことが
ある方はいらっしゃいますか?とっても美味しいんですよ!

器に色とりどりのナムルが盛られていて、温かいご飯が別ででてきます。
そしてもちろん、コチュジャンとごま油がついてくるので、お好みで入れます。
そしてたくさん混ぜ混ぜして……。

「肉」か「魚」か「ビビンパ」か、と尋ねられますので、迷わず、
「비빔밥 주세요!(ビビンパp ジュセヨ/ビビンパをください」と叫んでください!
「ㅂ(p)」パッチムを忘れずに(笑)。



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