先週末に受信したメール。とあるお二人からいただいたメールに共通して以下のような同じ言葉が書いてありました。
「良い週末をお過ごしください」
一通だったらサラッと流していたかもしれないのですが、同じ時間帯に、それぞれ韓国語がネイティブレベルの日本語話者、という共通項があるお二人から頂戴したので目に留
まりました。
おそらくこのフレーズは、韓国語の、
「좋은 주말 보내세요.」
(チョウン チュマル ポネセヨ/良い(楽しい)週末をお過ごしください)
から来ているのだと思います。もちろん、日本語の「良い週末をお過ごしください」は、間違っている表現かというと、そういうわけではなく、「韓国語的な日本語表現」「英
語的な日本語表現」とでも言ったら良いでしょうか(英語は「Have a nice weekend!」)。
そもそも日本は、日本語うんぬん以前に、例えばメールがなかったような頃は文化的に週末に声を掛け合うときは、どんなふうに声を掛け合ってきたんでしょう。会社だったら
「(週末)ゆっくりお休みください」「また来週」……とか??地域や組織の文化、間柄によってもだいぶ違うのでしょうけれど。
いま、私が週末にメールを送るときは、「楽しい週末をお過ごしください」もしくは「楽しい週末を!」等書いていますが、私が外国語に接する仕事をしているから、自然と出
てくるのか……。外国語にまったく触れない環境でこれまで生きてきたら出てくるのか、出てこないのか……。
そもそも、外国語うんぬんに関係なく、メール文化が広まると同時にこういう言葉が定着したのか、う~ん、どうなんでしょう。
日本語の「良い週末をお過ごしください」というフレーズを言うか(使うか)言わないか(使わないか)。‘普段、外国の方とそんなに挨拶を交わさない’という人に、インタ
ビューしてみたいです!
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