周囲を見ると、髪形をトレードマークのように、だいたいいつも同じ長さ、同じ髪型にしている人もいれば、そうでない人もいるようです。私は割とコロコロ替える方で、少し
前、伸びてきた髪の毛を切りました。

ガラッと雰囲気が変わるといろんな反応があるもので、「長い方がいいな」なんて言う人もいれば、お世辞かもしれませんが、「こっちのほうが似合うね」なんて言われたりも
します。

私は(誰が何と言おうと)短い髪形でいる方がなんだか気分がいいのですが、
他人から見ると、まぁ賛否両論ですね。

さて、この「賛否両論」、韓国語ではこういいます。

찬반양론(チャンバンニャンノン/[賛反両論])
(実際の発音は[찬반냥논/チャンバンニャンノン]という音変化が起こります)

찬반양론의 법안이 심의회를 통과할 전망이다.
(チャンバンニャンノネ ポバニ シミフェルr トンガハr チョンマンイダ.
/賛否両論の法案が審議会を通過する模様だ)

一瞬、2番目のハングル「반」で「えっ?」となりがちですが、
「찬성(チャンソン/賛成)」と「반대(パンデ/反対)」が両方あるよ、という
意味になるので、理に適っているのですぐ分かりますね。

「賛成」と逆の意味を持つのは「反対」、「肯定」の逆の意味を持つのが
「否定」なので、韓国語の方がことばとしてはしっくりくる気がします。

ちなみに、中国語ではどういうのかな、と調べてみたところ、
「賛否両論」で出てきた中国語は「賛成と反対の両方の意見」でした。
中国生まれの成語というわけではなさそうですね。

日本語と韓国語、そっくりのようで少~し違うところに、やはり惹かれます。



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