6月頭にハングル能力検定試験がありましたね。受検された皆さん、お疲れ様でした!
また、4月の韓国語能力試験(TOPIK)の結果確認が公式サイト上で可能となりました。
当校のスタッフブログに以前、その調べ方をアップしましたので参考になさってください。
(→こちら


そうこうしているうちに、そろそろ10月のTOPIKの受検申込受付も始まるようです。
忙しいですね~。(参考:All About 韓国語「韓国語の検定試験4つ、一挙紹介!
」)

さて、そのハングル検定後の当校の教室にて。試験を受けたお二人の受講生に、当校の先生がこんな風にお声をかけました。

「시험들 잘 보셨어요?」(シホムドゥル チャル ポショッソヨ?)

「시험을 잘 보다」(シホムル チャル ボダ)は、直訳をすると「試験をよく受ける」ですが、要するに、「試験、どうでしたか?感触はどうですか?」というような意味
になりますね。

さて、ここで注目したいのは「시험(シホム)」の後についている「들(ドゥル)」です。
私はこの用法をきちんと勉強する前は、「試験(たち)、よく受けましたか?」というように、「試験」に複数形が付いているのだと思っていました。

英語も厳しく名詞一つ一つを複数か単数か区別しますものね。でも、その英語の用法とも違いそうだし、フシギ~。と思っていたのですが、こういうことだということに後で気
づくことになります。例えば先生の発した一言でいうと、こういう意味なのですね。

「두 분께서는 시험 잘 보셨어요?」

(トゥブンケソヌン シホム チャル ポショッソヨ?/お二人は試験いかがでしたか?)

そうなんです。複数人数に話しかけるとき、「두 분께서는(トゥブンケソ/お二人は)」を省略し、その代わりに主体となる名詞に「들」を付けるんですね。う~ん、韓国語
って、面白い。そして、日本語にない用法なので、ちょっとムズムズきます……。私だけかしら(笑)。



※韓国語を配信・提供したい個人様または法人様は「お問い合わせ」ください。