韓国で街を歩くカップルを見ると、男性が女性もののバッグを持っていることが多いです。
これは男性が、ガールフレンドの荷物を持ってあげているのですね。

これはカップルだけではありません。
韓国の人は、年長者やお客さんの荷物をサッと持ってくれることが多いです。
そんなに重くないちょっとした手提げ袋でも、有無を言わさず奪われてしまいます(笑)。

そんなとき、荷物を持ってあげようとする人が発するひとことは、

짐을 들어 드리지요.(チムル トゥロ ドゥリジョ/荷物をお持ちいたしましょう)

ややくだけて、

짐을 들어 드릴게요.(チムル トゥロ ドゥリルケヨ/荷物をお持ちしましょう)

*들다 :持ち上げる、持つ (들다 にはその他、いろんな意味がありますよ)

そして、そう言われたら、

감사합니다.(カムサハムニダ/ありがとうございます)

と、気持ちよく甘えてしまいましょう。

「됐어요.(テッソヨ/いいです)」「괜찮아요.(ケンチャナヨ/大丈夫です)」という、
日本人特有の遠慮は、こういうときは必要ありません。

韓国の人の好意には、思い切り甘えるのが良いですよ。

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韓国語を学びに学校へ通われている方のほとんどは、
「韓国語が上手くなりたい」と思っていますよね。

もちろん、趣味として軽く考えている、上手くなりたい、というよりは友達探し、
という方もいらっしゃると思いますが、ここでは「とにかく上達したい」と思って
いる方に問いかけたいと思います。

韓国語が上手くなるためにはどうしたらいいでしょう。
私もその昔、韓国語を身に付けたくて韓国留学をしました。
留学先では数々の貴重な体験をし、その体験の断片を紹介させていただい
たりしていますが、当時20代だった私でも、留学するのは大変でした。

お金のこと、日本の住まいのこと、仕事のこと、周囲の理解・・・
数々の障害を取り除き、解決し、海を渡るわけですか、
きっと障害を取り除くことが出来ない方もたくさんいらっしゃると思います。

そこで、いま改めて考えます。
「必ずしも留学する必要はあるのだろうか」、と。

何年か前までは、韓国・韓国語に関するあらゆるものは日本では手に入りにくく、
韓国語の学校も数えるくらいしかありませんでした。

なので、「上手くなりたければ留学するしかない」という通念が当たり前だったの
ですが、もしかしたら、いまだったら「留学しなくても上手くなる」ことができるはず。

仕事はそのままで、住まいもそのままで、韓国語がグーンと上手くなれるのなら、
それに越したことはない、と思う方もいらっしゃるでしょう。

さて以前、第49号のメールマガジンで、韓国の学院(ハグォン/日本で言う、
語学学校等の専門学校)について取り上げました。

韓国では、ビジネスパーソンが、月~金まで毎日(!)出勤前後の時間を使って、
学院(ハグォン)に通います。

「上手くなりたい」日本の皆さん、

「平日の毎朝(毎晩)、学校に通うことができますか?」

もし、できるのなら、こちらは応えたい。
「上手くなりたい」という皆さんのために、いくらでも環境を提供したい、
と思っています。

「あるなら、やってみたい!」
「ちょっと無理じゃない?」

皆さんは、どうですか?

私だったら・・・うーん、朝は無理かも^_^;

そんなご意見を、お気軽にメールでいただけると嬉しいです。



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