当校では年に一度、韓国語のスピーチ大会を開催しています。韓国語を学ぶ
理由や喜び、お国自慢や家族のお話など、面白く、心温まるお話がたくさんあり、
また、韓国語を学び始めて間もない方も堂々とご自身のことばでスピーチをされ、
感動的な会になりました。

今年は第9回。来年は10回なので、また違った趣向となるよう考えています。
(※当日の様子:スタッフブログ


今年の最優秀賞はKさん!「40년 동안 내 기억 속에 있었던 한국 노래
(サシムニョン トンアン ネ キオッソゲ イッソットン ハングン ノレ
/40年間私の記憶の中にあった韓国の歌)」という題名で発表されました。

学生時代に電波を通じ流れてきた韓国KBSラジオ。とても好きだった歌があったのに、歌の題名が分からない。YouTubeで100曲以上韓国70年代の歌を聞いてみた
けれど、分からない。でもあるときふと、耳に残る歌詞で検索したら出てくるのでは、と思い至り、頭の中に残っていたカタカナのフレーズを韓国語に起こしてみて、それで
検索したら見つかった!というお話でした。

スピーチの最後はこのように締めくくられました。

아주 오랜만에 그 노래를 듣고 짙은 안개가 갠 것처럼
마음이 풀렸습니다.

(アジュ オレンマネ ク ノレルr トゥッコ チットゥン アンゲガ ケンゴッチョロム
マウミ プrリョッスムニダ
/本当に久しぶりにその歌を聞いて、濃い霧が晴れたように心も晴れました)

ポイントとなる表現は、

・안개가 개다(アンゲガ ケダ/霧が晴れる)
・마음이 풀리다(マウミ プrリダ/心が晴れる、慰む、気が緩む)

ですね。

若かりしKさんの生活の様子に、電波から伝わる異国の歌謡曲、その後
韓国語を学ばれ、頭の中のフレーズを韓国語に直すことができ、懐かしい歌の
歌手名と曲が分かったというお話は、私たちも清々しい気持ちになり、
また心が和むお話でした。

Kさん、最優秀賞受賞、本当におめでとうございます!



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