最近、無料アプリLINEで連絡を取ることが多くなってきました。ある友人はメールを
送るとなかなか返事が来ないのに、LINEでメッセージを送るとすぐ返信が来ます。
「レス(返事)早いね」と茶化したら、「軽いノリで書けるので、調子が出る(笑)」と
言っていて、なるほどな、と思いました。メールだと、親しい間柄でも無意識のうちにちょっとした前置き文章などを考えているもので、用件だけ書くと少しぶっきらぼうな印
象を与えてしまいがちですが、LINEだとそれが許されるような雰囲気はありますね。面白いものです。
当校の先生にちょっとした連絡をしたいときもLINEを使うことがありますが、先生が
ご出勤前にいろいろやり取りをし、「では後ほど教室で」というようなとき、先生は
このような韓国語を書かれます。
잠시 후에 뵙겠습니다 .
(チャムシフエ ペッケッスムニダ/後ほどお目にかかります)
まさにこういうフレーズが「ちょっとしたフレーズだけど、とっさに出てこなかったりするフレーズ」ですよね。
ちなみに、「後ほど」「あとで」というような意味の韓国語は、
「나중에」(ナジュンエ)
「이따가」(イッタガ)
などもありますが、これらもこのようなシチュエーションで使えるのでしょうか。
答えは、使えます。ただ使える相手や状況が変わって来る可能性があります。
まず、「나중에」(ナジュンエ)ですが、
나중에 뵙겠습니다.(ナジュンエ ペッケッスムニダ)
1.後ほどお目にかかります
2.またお目にかかります
この1と2の違いのように、本当にこのあと会うことが分かっている1と、
社交辞令的なニュアンスのある2、両方のシチュエーションで用いることが
できます。そして、
이따가 봐요.(イッタガ ポァヨ)
あとで会いましょう
こちらでお分かりのように、「이따가」は少し口語的、というか、ラフなイメージ。
日本語の「あとで」に相当すると考えると良いでしょう。
したがって、上司などにはあまり使えないフレーズと言えますね。
とっさに使い分けられると良いですね!
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