先週末、恒例の受講生イベント「韓国料理教室」を開催しました。当日の様子は
今後当校のブログなどでご紹介したいと思いますが、Twitterをされている方は、
わたくし幡野のTwitter
に一枚写真を載せましたので、是非ぜひ!見てみてください。
この美しさ!https://twitter.com/Hatano_Izumi

子供のお弁当を作るときは意識的に赤、黄色、緑を入れるようにしますが、今回、
通訳クラスの講師であり、韓国料理のエキスパート李京美先生の料理教室に
参加してみて、より華やかに見せるポイントは、「むらさき色」だな、と思いました。

先生が作成してくださった材料レシピの中には「깻잎(ゴマの葉)」「とびこ」
「紫キャベツ」「糸唐辛子」などがあり、場合によってはスーパーに置いてないのではというような食材もあります。

もちろん事前にスーパーに確認し、通常置いていることは確認しましたが、
売り切れた、なんて状況も考えられないことはありません。その懸念をお伝えしたところ李先生が、

「이가 없으면 잇몸으로」
(イガ オプスミョン インモムロ)

とおっしゃいました。直訳すると、「歯がなければ歯茎で」ですね。もうお分かりでしょう。
「欲しいもの、必要なものがなくても、他の何かで間に合わせよう、解決させよう」という韓国語の表現です。韓国らしい、といえば韓国らしいですね。

実際、「紫キャベツ」は少量しかなかったうえ高かったので、「レッドキャベツの新芽」という、紫色のカイワレ大根のようなものを購入。写真にも少し写っています。

「とびこ」も理想とする分量に届かなかったので、オレンジ色の「ししゃもの卵」で半分代用しました。
味も見た目も充分でした。

そして、心配していた「깻잎(ゴマの葉)」。「깻잎、売ってますかねぇ」と先生に申し上げたところ、
(買い出し予定の)「○友」ならありますよ、とのお答え。ありました、ありました。いまでは
「깻잎(ゴマの葉)」が韓国系スーパーでないところでも普通に、しかもたくさん売られているんですね。
韓国料理の広がりを実感しました。

もちろん、事前準備は隅々まで行う必要がありますが、一方で、
「이가 없으면 잇몸으로」の精神で、臨機応変に対応し、完成度の高いものを作るのも大切な姿勢だな、と思いました!



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