今年は夏休みに北海道に行ったのですが、菓子メーカーの契約農場と書かれた
ジャガイモ畑をたくさん見ました。そんな畑も被害を受けているようで、他人事とは思えません。
日本は台風を「○号」と数字で表しますが、実は「名前」が付いているというのは、
多くの方はご存知かと思います。(※参考:気象庁「台風の番号の付け方と命名の方法」
)
恥ずかしい話になるのですが、私は「台風に名前が付いている」という事実を
知らずにいました。知ったのは20代半ばの韓国留学時代。確か時事的なニュース
文章を扱う授業か何かで、以下のような文章が出てきたのです。
초대형 태풍인 켈리는 전국 각지에 막대한 피해를 입혔습니다.
(チョデヒョン テップンイン ケrリヌン チョングk カkチエ マkテハン ピヘルr イッピョッスムニダ
/超大型台風ケリーは全国各地に甚大な被害をもたらしました)
今なら「台風に人名が付いていることがある」という常識を知っているので、
この文章はすんなり理解することができますが、当時はこの「ケリー」が、なぞ!
なんてものではなく、脳内には「?(ハテナ)」マークが10個くらい並んでいたと思います。
辞書を調べど調べど、分からない。先生が「これは台風の名前ですね」という解説をしてくれ、
やっとすべて解決したのですが、それを知ったときは衝撃を受けました。
さらに、やはり韓国語能力試験の読解問題で、「台風の名前は、恐ろしさを
連想させないものが付けられる」という文章を読みました。
上記で紹介したサイトには、日本語名としては「ヤギ(やぎ座)」、「テンビン
(てんびん座)」などの星座名が、韓国語名では、「개미(ケミ/蟻)」、
「장미(チャンミ/薔薇)」など植物や動物があるのが分かります。
なるほど、無難な感じですね。
このように、韓国語学習を通じ得た豆知識や常識は数知れません。
以前は文章を書くことにとても苦手意識がありましたが、それも韓国語
学習を通じ、コンプレックスがなくなりました。知的好奇心が高まり、
読書量も増えました。 外国語を勉強していると、良いことがたくさんあるものです。
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