韓国に留学したばかりの頃、先生の話す韓国語の中で、いつも気になっていた
音がありました。

 「マッチャンガジエヨ」

 と先生がよく言うのです。
それまで知らない言葉だったので「どんな意味なんだろう」と思うと同時に、
そのユニークな音が耳について離れませんでした。(ガッチャマン・・・?)

 その時は韓国に行ったばかりなのでヒアリングがアップアップ。気になる単語が
あっても、カタカナでメモを取ることがやっとで、先生に質問する余裕もありません
でした。

 随分たって、自分でそれを調べる余力が出来たのですが、辞書に載っていたのは、

 「마찬가지(マチャンガジ/同様、同じこと)」と書いてありました。

 こう書くとなんてことないかもしれませんが、気になってた一語の意味がやっと
分かり(辞書で探すことができ)、「ああ~だからあの時こうだったんだ」と、モヤ
モヤしていたものが一気に吹き飛んだ感覚を覚えています。

 学生がよく聞く質問、

 「その単語とこの単語、同じ意味になるんですか?」
 「その文法とこの文法、どう違うんですか?」

 という質問に対し、よく

 「이것도 마찬가지예요.」
(イゴット マッチャンガジエヨ/これも同様(同じ使い方)です)」
と言っていたのです。

 ちなみに、似た単語がありますね。

 「똑 같아요.(トッカッタヨ/まったく同じです、そっくりです)」
(*「똑 같애요.(トッカッテヨ)」という人が多いです)

 こちらは、何かと何かがまったく同じ、というときによく使います。

 読者の皆さんの中には韓国ドラマが好きな方が多いでしょう。
この音、フレーズが気になるな~、ということ、よくありませんか?
それを一つ一つ理解していくことを楽しんでみたらいかがでしょう?
そしてそれを会話に応用すれば、ドラマも深く理解できるし会話力もアップして、
一石二鳥ですよね!



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