2016年もあと2ヶ月ほど。今年も自身の韓国語、中国語、趣味の演奏分野などで
いろいろチャレンジしました(真っ最中のものもあります)。

仕事面では、大きい取引き、ビジネスという類のものではないのですが、
今年「やった!」という、自分の中でキラリと光った実感を得たものがありました。
それは、「通訳インターン」という制度を開始したことです。

「インターン」の韓国語は、「인턴(イントン)」。

인턴으로 당분간 IT회사에서 일을 하기로 했어요.
(イントヌロ タンブンガン アイティフェサエソ イルr ハギロ ヘッソヨ
/インターンで当分の間、IT企業で仕事をすることにしました)

저희 회사에서 통역 인턴 제도를 시작했습니다.
(チョヒ フェサエソ トンヨッ イントン ジェドルr シジャッケッスムニダ
/当社で通訳インターン制度を開始しました)

当校の「通訳インターン」制度とは、「通訳翻訳プログラム」受講生で、
逐次通訳の技術を身に着けた方々が、「コミュニケーションの手助けが欲しい、
しかし、一流の通訳者を呼ぶほどでもないし、予算もない」という企業、
団体様に赴き、コミュニケーションの手助けを行う制度です。
(※参考:当校HP「通訳インターン制度」


実現に当たっては、弁護士、社労士、会計士の専門家の方々にいろいろと
社会制度についてお教えいただき、法律面からいろんなことを考慮し、
さらには当校で受講生の指導にあたる通訳者の先生方のご提案、ご意見を
いただきながら、時間をかけて準備を進めました(私にしては慎重に…、笑)。

少しずつ案件をいただくようになり、さらに制度を整えるべく、努力をしているところです。

少し前、友人に進められて、とある軽めのビジネス書を読みました。
これはアメリカの有名なビジネススクールのエグゼクティブコースに
通っていたという若き日本人経営者の体験談です。

そのコースでは、受講生同士「あなたのビジネスは?」と聞き合うのではなく、
「What’s your industry?(あなたの産業は?)」と聞き合うのだそう。

「ビジネス」でなく、「産業」を創出する、というような志を持って、今後、
「光が当たっていなかったところだけど、ニーズはかなりある」というところに
風穴をあけていきたい、と思っています。



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