CJ第一製糖は、キムチや韓国のソース類の現地化に注力している。ベトナムのキムチ市場でシェア50%を占める「ビビゴ・キムチ」は辛味をおさえているのが特徴だ。現地の人の好みを考慮しパクチーを入れた「パクチーキムチ」や、信仰により動物性の食材を食べない消費者のため塩辛を抜いた「ベジタリアンキムチ」も提供している。
また米国のソース市場拡大に向けては昨年9月、コチュジャンを再解釈した辛味ソース「ゴッチュ(Gotchu)」を販売した。コチュジャンの伝統性は維持しつつ、米国人の食生活に合わせて料理の上にかけたり、ディッピングソースのようにつけて食べられるよう、液状形態として開発したのが特徴となる。
大象は昨年12月、現地化に焦点を当てたキムチや醤製品、計14種を販売した。欧米市場では白菜以外に、キャベツやケール、ニンジンなど現地で好まれる野菜を活用したキムチ3種を開発した。
オリオンの場合は、法人のなかでも最大となる計11種の「チョコパイ」を生産、販売しているロシア法人が昨年、初めて年売上高1000億ウォン(約96億4267万円)を突破した。ラズベリーやチェリー、クロスグリなどのベリー類をジャムにして食べるロシア人の味を考慮した製品を開発した結果と分析できる。
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