VANKは27日、「日本政府は旭日旗のデザインを“伝統模様”と強調したが、旭日旗が侵略戦争犯罪を遂行する過程において使われた帝国主義戦犯旗だという事実を隠している」と明らかにした。
また「日本の帝国主義が旭日旗のもとに侵略戦争を拡大し、アジア・太平洋地域のアジア人2000万人の命を奪っていっただけでなく、強制労働、性奴隷、搾取など各犯罪をおこなった事実を隠蔽(いんぺい)している」と述べた。
続けて「旭日旗は戦犯の旗であり、100年前の日本の帝国主義の侵略によって苦しんだ韓国や中国などのアジア人にとってナチのハーケンクロイツと同じだ」と主張した。
VANKは、日本政府が外務省のYouTubeに旭日旗広報の映像を掲載するのも問題だが、歪曲(わいきょく)された旭日旗の広報映像を全世界のYouTubeチャンネル、特に韓国人が見る韓国語チャンネルや韓国語で広告することはさらに大きな問題だと指摘。
VANKは「YouTubeに予算を組んで広告を執行する日本政府も問題だが、日本政府の旭日旗広告を承認して侵略戦争を洗い流す広報窓口としてYouTubeが活用されるよう放置しているGoogleも批判されるべきだ」と述べた。
2021年10月、日本の外務省は「日本の古い伝統文化としての旭日旗」という映像を制作して公式YouTubeチャンネルに掲載した。この映像は、日本語、韓国語、英語、中国語で作成された。
映像には「旭日旗は日本文化の一部であり、数百年に渡る伝統文化が現代にも続いているもの」、「旭日旗は日章旗と同じで太陽を象徴している」、「スポーツの応援では士気を鼓舞し、勝利を祈る」、「世界の国でも受け入れられ、広く使用されている」などといった説明が出てくる。
一方、この韓国語映像は28日現在、再生回数150万回を超えている。
日本の古い伝統文化としての旭日旗
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