韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は14日(現地時間)、東南アジア歴訪における2番目の訪問地であるインドネシア・バリに到着した。

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尹大統領はこの日、専用機でバリのングラ・ライ国際空港に到着し、G20サミットの日程に突入した。

尹大統領は専用機から降り、インドネシアのティト・カルナビアン内務相や外務省領事儀典総局、イ・ブヨン大韓グローバル会長、パク・テソン駐インドネシア大使夫妻など歓迎に訪れた人たちと握手をし、あいさつを交わした。キム・ゴンヒ(金建希)夫人も尹大統領につづき、あいさつを交わした。

また、ピンクと金色の伝統衣装を身にまとったインドネシアの舞踊団20余人が伝統舞踊公演を披露し、尹大統領夫妻を歓迎した。尹大統領夫妻は舞踊公演を鑑賞し、目礼で感謝の意を表した。

これまでの2泊3日間カンボジア・プノンペンで「ASEAN(東南アジア諸国連合)+3(日中韓)首脳会議」と「東アジア首脳会議(EAS)」「米韓・日韓首脳会談」と「日米韓首脳会議」などを消化した尹大統領は、この日からバリで本格的なセールス外交に乗り出す。

尹大統領はこの日、G20加盟国の経済団体や企業代表たちの参加する「B20サミット」と、韓国の全国経済人連合会とインドネシアの商工会議所が共同主催するラウンドテーブルに出席する予定である。

その翌日の15日にはG20サミットに出席し、食糧・エネルギー・安保・保健セッションで発言し、首脳の昼食会および歓迎夕食会に出席する。

一方、習近平中国国家主席もG20サミットに出席する予定であることから、尹大統領と習主席は自然に初対面を交わすものと予想される。ただ、まだ「中韓首脳会談」の実現は未知数である。韓国の国家安保室と中国の外交当局者は、ともに首脳会談について「見守ってほしい」として発言を控えている状態だ。

G20サミットは15日と16日の2日間にわたって開かれるが、尹大統領はG20の初日の日程だけを消化した後、15日の夜には帰国の途に就く。G20直後、外国の首脳たちによる韓国訪問が予定されているためである。尹大統領は帰国直後の17日に「韓・オランダ首脳会談」を、18日には「韓・スペイン首脳会談」を行なう予定である。

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