キム・ハンソルさん(資料写真)=(聯合ニュース)
キム・ハンソルさん(資料写真)=(聯合ニュース)
【パリ聯合ニュース】北朝鮮の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の孫、キム・ハンソルさんが来月、フランスの高等専門教育機関・グランゼコール、パリ政治学院に入学する予定だ。週刊誌レクスプレス(電子版)が26日(現地時間)、消息筋の話として報じた。
 同校は32カ国・地域の学生約200人が在学中で、欧州やアジアの政治、国際関係、経済、歴史、法律などに関する学科がある。授業はほとんど英語で行われる。同国のオランド大統領、シラク元大統領らも同校出身だ。
 ハンソルさんは5月にボスニアにあるインターナショナル高校、ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)を卒業し、現在は自宅があるマカオに滞在しているという。
 昨年10月にフィンランドのテレビ局と行ったインタビューでは、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がどのようにして後継者になったかとの質問に対し、自らの父で金総書記の長男、金正男(キム・ジョンナム)氏は政治に関心がなかったとした上で、「祖父と叔父の問題だった。2人に会ったことがないため、(金第1書記が)どのようにして独裁者になったのかは知らない」と答えた。

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