3カ月ぶりに活動を再開した崔氏(資料写真)=(聯合ニュース)
3カ月ぶりに活動を再開した崔氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】粛清説も出ていた北朝鮮の崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党書記が、「党書記」として3カ月ぶりに活動を再開した。 北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、金日成社会主義青年同盟創立70周年祝賀行事に先立つ代表証授与式が14日に平壌・人民文化宮殿で開催されたと報じながら、「朝鮮労働党中央委員会書記の崔竜海同志が演説した」と伝えた。 中央通信は、崔氏が祝賀行事代表らに向け「水素爆弾試験の大成功」に言及しながら、「労働党第7回大会が開かれる今年、強盛国家建設の最全盛期を開くための闘争において英雄朝鮮青年の不屈の気概と革命的意思を余すところなく誇示するよう強調した」と伝えた。 崔氏は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の最側近で、2013年12月に張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が処刑された後、北朝鮮のナンバー2の地位にあった。しかし、昨年10月の公式行事出席後、11月8日に発表された李乙雪(リ・ウルソル)軍元帥の国葬の葬儀委員リストに名前が無く、失脚説が出ていた。 韓国情報機関の国家情報院(国情院)は同月24日、崔氏が水力発電所「白頭山英雄青年発電所」で起きた土砂崩れの責任を問われ、同月初めに地方の協同農場に追放され「革命化教育(思想教育)」を受けているとの見方を示した。 12月末に金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党書記(統一戦線部長)が事故死すると、金氏を弔う国家葬儀委員会の一員に崔氏の名前も挙がり、復権した可能性が高いと観測されたが、葬儀と金第1書記の新年の錦繍山太陽宮殿参拝に姿を見せず、さまざまな憶測を呼んでいた。 mgk1202@yna.co.kr
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