マレーシア観光文化大臣、北朝鮮を「ならずもの国家」と言及…国交44年の関係に暗雲

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男（キム・ジョンナム）氏殺害事件を契機に、国交樹立44年になるマレーシアと北朝鮮間の関係が最悪の展開を迎えている。マレーシアのナズリ観光文化大臣は北朝鮮を「ならずもの国家（rogue state）」と言及し、自国民の訪問自制を促した。

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　現地メディアによると、ナズリ大臣は23日（現地時間）あるイベントに出席し「彼ら（北朝鮮）の行動は予測できない」としながら、自国民に北朝鮮訪問の自制を勧めた。

　ナズリ大臣はまた、北朝鮮側の遺体引渡し要求に関して「彼ら（北朝鮮）は、ならずもの国家だ」とし、「私たちを圧迫するな。ここは北朝鮮ではなくマレーシアだ。私たちには法がある」と反論した。