◇韓国GMへの貸付金株式化 政府と産業銀は拒否の方針 米ゼネラル・モーターズ(GM)が韓国子会社・韓国GMへの27億ドル(約2900億円)の貸付金を株式に転換するとしながら、韓国GM株を保有する韓国産業銀行に参加を要請したことに対し、韓国政府と同行は拒否する方針を固めた。GM本社自らが韓国GMの経営難の責任を負う必要があるとの立場だ。一方、GMが提示した28億ドル相当の新規投資計画については、長期投資の約束と、韓国GMの経営難のような事態の再発を防ぐ仕組みを講じることを前提に、賛同を検討している。政府は22日に、GMの国際事業の統括本部であるGMインターナショナルのエングル社長にこうした意見を伝える予定だ。◇イバンカ氏が23日来韓 文大統領と夕食会 トランプ米大統領の長女で大統領補佐官を務めるイバンカ・トランプ氏が、25日の平昌冬季五輪閉会式に出席する米政府代表団の団長として韓国を訪れる。米政府高官によると、イバンカ氏は23日に韓国入りし、同日夕に青瓦台(大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会食する。26日に帰国予定。◇軍の拡声器での北向け宣伝放送 金正恩氏名指しせず 文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後、軍が最前線での拡声器を使った北朝鮮向け宣伝放送で、(
キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の名指し批判を控えていることが22日、分かった。国軍心理戦団が国会国防委員長である野党議員に提出した資料によると、軍合同参謀本部は昨年、月単位で出す「心理作戦指針」で、拡声器放送を運営する心理戦団に対し放送で金委員長に言及しないよう指示した。金委員長を名指しで攻撃すれば北朝鮮住民の反感を買う恐れがあると判断したようだ。◇肥満の社会的コスト膨らむ 9年前の2倍 国民健康保険公団所管の健康保険政策研究院の報告書によると、肥満が引き起こす病気の治療費など肥満の社会的コストは2015年に9兆1506億ウォン(約9100億円)と、06年(4兆7654億ウォン)のほぼ2倍に膨らんだ。高度肥満の人は糖尿病を発症する確率が標準体重の人の4.83倍、高血圧になる確率は2.95倍に上る。 ◇粒子状物質が自殺リスク高める 医大が研究結果 粒子状物質や排気ガスなどの大気汚染物質に長期間さらされると自殺リスクが高まるとの研究結果が22日、発表された。特に粒子状物質は自殺リスクを最大4倍まで高める要因という。ソウル大医学部の予防医学教室の研究チームが2002年から13年まで国民健康保険公団に標本登録された成人26万5749人を対象に、大気汚染と自殺の関連性を追跡調査した。
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