キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が10・4宣言を採択して以降、南北が同宣言を記念する共同行事を開くのは初めて。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が先月19日に署名した「平壌共同宣言」に、共同行事の開催を盛り込んだ。
共同行事は午前10時から人民文化宮殿で開かれる。
韓国からは与党「共に民主党」の李海チャン(イ・ヘチャン)代表や趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官ら共同代表が率いる、約160人の訪朝団が出席する予定だ。北朝鮮側の出席者はまだ明らかになっていないが、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長や李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長らが顔をそろえるとの見方がある。双方の主要出席者があいさつに立つと予想される。
行事終了後、訪朝団は平壌冷麺で名高い玉流館で昼食を取る。続いて、美術創作の拠点である万寿台創作社などを視察する予定だ。
マスゲーム「輝く祖国」の観覧も計画されている。首脳会談のため先月平壌を訪れた文在寅(ムン・ジェイン)大統領が観覧したものと同じ内容とされる。この時、北朝鮮は体制宣伝を取り除き、和解と協力を強調した。
こうしたスケジュールの合間に、当局間の協議が行われるかも注目される。閣僚級会談の韓国首席代表を務めてきた趙明均氏と北朝鮮団長の李善権氏が平壌共同宣言の履行に向けた分野別協議の日程などを話し合うとすれば、事実上の閣僚級会談となる。また、訪朝団の一員である保健福祉部次官、文化財庁長が北朝鮮のカウンターパートと会う可能性もある。
訪朝団は6日、平壌最大規模の植物園「中央植物園」を訪れ、3日間の平壌滞在を終える。同植物園には07年10月に訪朝した当時の盧武鉉大統領が北朝鮮の金永南氏と一緒に植えた松の木がある。
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