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USNIニュースは12日(現地時間)、北朝鮮の海軍基地があるナムポ(南浦)港一帯を撮影した人工衛星写真の分析結果、「造船所と石炭埠頭の間の海上で動物檻(animalpens)と推定される構造物が発見された」と明らかにした。
USNIによるとこのような構造物は2015年10月からこの地域を撮影した衛星写真に登場。今回の分析には昨年10月と今年10月にそれぞれ撮影した写真が使われた。
USNIはこの構造物が「近くの海軍部隊の訓練に使われている可能性がある」とし、別の衛星写真ではイルカの飼育場とみられる建物も確認されたと伝えた。この建物は2016年10月の衛星写真に初めて登場したという。
USNIによると、米国とロシア海軍もそれぞれイルカやシロイルカ、トド、オットセイなどの海生哺乳類を、軍事的に訓練するプログラムを運用している。
USNIは「米国やロシア海軍の海生哺乳類の檻に比べて、北朝鮮の檻はイルカに合う大きさ」とし「北朝鮮内の他の地域でみられる海上の海上養殖場用の檻とも全然違う」と説明した。北朝鮮では、海上養殖場も大半は軍部隊が管理している。
USNIはこのような軍事目的のイルカ飼育・訓練について「キム・ジョンウン(金正恩)国務委員長体制下で行われた海軍現代化事業の一環とみられる」と分析した。
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