韓国の徐正協ソウル副市長(画像提供:wowkorea)
韓国の徐正協ソウル副市長(画像提供:wowkorea)
韓国のソ・ジョンヒョプ(徐正協)ソウル副市長は今日(21日)「ソウルは爆風前夜だ」とし「新型コロナウイルス感染症拡散の勢いを防ぐ“最後の機会”だ」と語った。また「この勢いを防げなければ、“都市封鎖”を迎えることになるかもしれない」と警告した。

ソ・ジョンヒ の最新ニュースまとめ

ソ副市長はこの日の午後、緊急会見を通じて「ここ一か月間 防疫措置(社会的距離確保)を3回も強化し 防疫レベルも引き上げたが、大流行が本格化した最悪の危機であり “山”を迎えた」と語った。

ソウル市は、キョンギド(京畿道)、インチョン(仁川)市とともに 来年1月3日まで、5人以上の私的な集まりを禁止することにした。

同窓会、同好会、野遊会、忘年会、職場の会食やワークショップはもちろん、様々な祝い事の集まりや個人的な親睦会も一切 禁止となる。

ただ 結婚式と葬式だけは例外として、防疫レベル2.5段階基準である50人以下で許可される。

ソウル市は 感染者が連日 急増し、ソウルの病床も限界に達しつつある。ソウルの感染症専門病院の病床稼働率は85.4%である。重症患者の専門病床は、計91床のうち87床が使用され、残りは4床となる。

このことにソ副市長は「今日中に、9床の重症患者病床を増やす予定だ」と語った。

ソ副市長は「今 ソウルは爆風前夜だ」とし「この爆発的な増加の勢いを防げなければ、通りに人影なく都市が封鎖されているニューヨークやロンドンの風景が、ソウルでも現れるようになるかもしれない」と憂慮した。

つづけて「経済と日常が止まってしまう、防疫レベル3段階への引き上げという最後の砦に達しないためには、今 我々ができる全ての事をしなければならない」とし「極度の節制と犠牲、忍耐が必要な時だ」と強調した。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96