ソウル市内の雇用福祉センターで求人情報を見る市民(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内の雇用福祉センターで求人情報を見る市民(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の統計庁が10日に発表した雇用動向によると、1月の失業率は5.7%で前年同月に比べ1.6ポイント悪化した。失業者数は前年同月比41万7000人増の157万人で、1999年6月の統計開始以来、最多となった。新型コロナウイルス感染の再拡大が雇用情勢を悪化させている。 1月の就業者数は2581万8000人で、前年同月比98万2000人減少した。11カ月連続のマイナス。アジア通貨危機の影響があった1998年1月~99年4月(16カ月連続減)以降で最長となった。また、1月の減少幅はこの11カ月で最も大きい。 業種別にみると、宿泊・飲食店業(36万7000人減)や卸・小売業(21万8000人減)などで就業者数が減った。運輸・倉庫業(3万人増)や事業施設管理・事業支援・賃貸サービス業(2万7000人増)などは増加した。
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