上海市当局によると、今回確認された無症状感染者2人は、2月17日に上海にて感染が確認された香港からの入境者Aの濃厚接触者であった。
2人は入境者Aの濃厚接触者として判断された後、直ちに集中隔離措置が取られ医学観察が行われていた。その中で定期的に受けていたPCR検査において異常がみられ、再検査の結果陽性が確定した。専門医らにより新型コロナウイルスの無症状感染症と診断された。
この無症状感染者2人に関連し、21日午前8時までの時点で、関係者3853人に対しPCRスクリーニング検査が行われ、結果はいずれも陰性であった。
今回の無症状感染例は、すでに集中隔離措置が取られていた人の中から見つかっているため、上海市内で新たな中リスクエリアは指定されないという。
これに先立ち上海市では17日、入境者Aが香港から中国本土に違法に入境し、上海到着後に新型コロナウイルスに感染していることが確認されていた。入境者Aは入境後の隔離を行っていなかった。
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